レッドライン ワイキキトロリー
ワイキキ バス事情 その31
「レッドライン」ワイキキトロリー
はい、こんにちは!
ラオウ・コナ(令和元年も、もう少しでおわりですね夫)と
バーバリアン(疲れたので早く寝てます妻)です!
「前回までのあらすじ」 ハワイ島とHGVの話だけでブログは難しいので「ワイキキ」の話を始めたが「パープルライン」の写真は消滅していた。そろそろ「レッドライン」へ。
前回、「ポケ」のお話をしました。美味しいですよねポケ! フリカケがかかっているのが不思議ですよねえ。当然、ワサビが合います!マグロですからね!!
では、いよいよ、紹介してきたワイキキトロリーのうち、最後に残った「レッドライン」をご紹介します。
ほほう、レッドラインは、1時間に1本ですから、結構、走っているとはいえ、最終便の時間には気をつけた方が良いですね。
日本だと、もちろん、地域によって違いますが、もっと遅くまでバスがあるイメージが強いかも知れません。注意しましょうね。
レッドラインは昔からあったと思うのですが、少し走る場所が変わっているようですね。パープルラインと同様、注意が必要ですね。
基本的に、レッドラインもワイキキから「西」に向かうので、パープルラインの走る場所と近い部分はあるのですが、
目的地がまったく違うので、とても楽しめるバスになっています。
で、このレッドラインに乗ったとき、ちょっとしたサプライズがありました。
これは「レッドラインだから」ということでは無く、私たちの乗った「バスの運転手さん」が特別なのだと思いますが、バスがバス停に停まったのです。
まあ、これは当たり前なのですが、すると、運転手さんが、突然、運転席から離れたのですよね。
まあ、バスの時間も、決まってはいますが、そこは、ハワイですから、少しくらいは遅れるものです。
運転手さん、トイレかな?と思った次の瞬間!!!
おもむろに「ウクレレ」を取り出し、運転手さんが歌い始めたのです!!
なかなか、歌が上手く、はじめは驚いていた乗客も、自然に手拍子をして、歌手、いや、運転手さんを盛り上げます!!
本当に、なんの説明もなく、突然、運転手さんが歌い出し、乗客はキョトンとしていたのですが、
歌が進むにつれ、なんとも言えない楽しさが、バス全体を包み込みます。
だって、
バスを停めているところは、こんなに「ハワイ」な場所なのですから!!
最高の景色を眺めながら、ウクレレに合わせた歌を聞く。
しかも、バスの座席に座り、バスの運転手が歌う歌に耳を傾ける。
もうね、それこそ「楽園かよ!!」って感じです!
もちろん、バスに乗っている乗客は、皆、目的があります。
目的地に急いでいる人もいるかも知れません。
しかし、みんなが、運転手の歌とウクレレに耳を傾け、手拍子をしたり、写真を撮ったりしながら、最高の「笑顔」になっています。
この運転手さんは「リゾート」というものを理解していて、そして、お客さんも「リゾート」を心から楽しみに来ているんだな、と感じました。
おそらく、この歌のプレゼントは、運転手さんが独自にやっておられるのでしょう。(確認はしていませんが、おそらくそうだと思います。)
この運転手さんのように、この場所にあった、この瞬間を大事にして欲しいと願う優しさの精神は、本当に素晴らしいものです。
心温まる時間を与えてくれて、本当にありがとうございました!
今、社会は、なんでも「クレーム」をつけるのが当たり前になってしまいました。
もちろん、不愉快であったり、差別的であったり、誰かを攻撃するようなことに対しては、クレームをつけることは必要でしょう。
しかし、今では、こうした運転手さんの行為をすることも、ものすごく勇気のいることになってしまっていると思います。
とにかく暗い話を広め、とにかくマイナス思考を賛美し、多くの良いことを無視して、ほんの少しの悪いことを「これがすべてだ」というように必死に広める。
なんでも自粛し、批判を恐れて何もしなくなった世界の中で、せめて、ハワイだけは、底抜けに明るい常夏の島であって欲しいなと願う瞬間でした。
それでは、続きます。マハロ!
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