「アウラニ」に行ってみた! その3
はい、こんにちは!
ラオウ・コナ(すっかり涼しくなって心地良い夫)
バーバリアン(すっかりハワイに行きたくなった妻)です。
「前回のあらすじ」
アウラニ・ディズニー・リゾートに行く予定が、お迎えが来なかった・・・が、最終的にシャトルバスに乗ることができた。
そう、彼が助手席で迎えてくれました!
ラオウ・コナ『・・・・・・どうして、迎えに来てくれなかったんですか?・・・・やっぱりアレですか? 私が東京ディズニーランドに行ってないから・・・・』
彼『いや、そうじゃないんだ・・・ちゃんとイリカイホテルには迎えに行ったんだよ。・・・・うん、確かに、7:30には間に合わなくて、7:33になっていたけどね・・・・』
彼との「心と心の会話」が続きます。
若干の遅刻を正直に告白してくれた彼。
しかし、その時間に、私たちは集合場所に、確かにいました。
ラオウ・コナ『私たちは、その時間にいましたよ?』
彼は助手席とはいえ、安全確認のために前を向いたまま語り続けます。
世界を笑顔で支える彼にとって、「安全」は絶対におろそかにできない重要事項なのでしょう。
彼『・・・・・私と運転手は、確かにイリカイホテルに行ったんだ・・・・・
そして、我々のミッションは、
{ イリカイホテルで待っている、日本人をアウラニに連れて行く }
というものだったんだが・・・・・我々は、どうしても、「約束の地」で「日本人」を発見できなかったんだよ・・・本当に残念だ・・・・』
ラオウ・コナ『えっ!?』
彼『いや、君、ぜんっぜん日本人に見えないから!!
どうみても、日系アメリカ人やん?
現に、今、この車の中に他の日本人も乗ってるけど、その日本人が、君のこと「日本人」って認識してないやん? 一言も話しかけられてないやん?
っていうか、さっき、車に乗るときに、その日本人が君に『サンキュー』って小声で言ってなかった?
ガチの日本人が、ガチで日本人かどうか分からんのに、私らに分かるわけないやん?
いや、外見をどうこう言ってるんじゃないのよ?
こっちとしては、「日本人が待っている」としか聞いてないのよ。
そりゃあ、一言、声をかけるべきだったけど、完全に「日本人がいない」って感じだったんよ。
ところで、ハワイを楽しんでるのは嬉しいけど、そんなに顔、日焼けして大丈夫なん?
日本は今、9月で「秋」やで!?そんな日焼けした顔でどうすんの?』
ラオウ・コナ『・・・私の見た目のせい、だと!?』
まあ、こんな風に「彼」と話し込んでしまうくらい、アウラニは遠いです。
1時間くらいですね。
あ、ちなみに、私は、生粋の日本人です。
日本にいれば、もちろん普通に日本人なのですが、
ハワイのように日系アメリカ人が多いところに行くと、
なぜか、日本人と思われないのですよねぇ。
日本人ツアーに参加しても、なぜか私だけ「ミスター!」と呼びかけられてしまいます・・・・・
ところで、レンタカーでアウラニに行く場合は良いでしょうが、
バスなどで行く場合は、結構な距離ですし、アメリカの車に慣れていないと気分が悪くなるかもしれませんので、車酔いの激しい方は気をつけてくださいね。
数年ぶりのオアフ島の西側。
かつては、レンタカーでオアフ島を端から端まで走り回っていましたが、
今は、ずいぶん変わりましたね。
アウラニを少し北に行った「ナナクリ」という地区は、
その当時、観光客が絶対に行ってはいけない!と言われていた場所でした。
ある意味、本当の『アメリカ』がそこにはありました。
昔、どうしても運転に疲れて、飲み物が欲しくて、真昼間ということもあったので、
ナナクリの道路沿いのスーパーマーケットに入ったことがありました。
レジの人にもお客さんにも、いっせいに睨まれて、
「あ、死んだかも」
と思った瞬間を今でも忘れられません。
もちろん、そんな悪い人ばかりではありませんが、
その当時は、なぜ、こんなところに日本人が?という感じだったのだと思います。
無論、「日本人がこんなところまで来るな!」という方もいたかもしれません。
ドキドキしながらも、生まれて初めて「スターバックス」の瓶に入ったコーヒー牛乳を買って飲んだのを覚えています。
生まれて初めてのスターバックスが、「スターバックスのお店でコーヒー」ではなく、
ナナクリのスーパーマーケットで瓶入りのコーヒー牛乳だったというのは、なんとも言えない出会いでしたね。
今は、アウラニやフォーシーズンズ、マリオットなどができたので、
オアフ島の西側もすっかりと様変わりしました。
あくまで個人的見解ですが、昔から住んでいる方の全員が、この状況を喜んでいるとは限りませんし、
ワイキキのような比較的治安の良い場所とは言い切れない場所だと思います。
ハワイに住んでいる方は、なんとなく肌で感じるのかもしれませんが、
「観光客」が観光気分で、普通の街の普通の生活の中に入り込んできたら、
面白くないと思う方もいるでしょう。
特にレンタカーの方には、インスタ映えに気を取られて、住民の生活に踏み込んでしまうようなことが無いように配慮してほしいなあ、と感じました。
すみません。今回はあまり内容がありませんでしたが、次回に続きます。マハロ!